現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

A presto, giappone

(自分に向けて記します)

Ciao a tutti!

4日間の東京ステイはたまたまが重なり、父親以外の家族に1人ずつバラバラのタイミングで会えたheartfulな滞在となりました。

涙が出ちゃいそうだ。

 

もう3時間もすれば出国し、未知の世界へトビタつこととなります(トビタテの再審査が通ったらカタカナに直そう→2019/12/04通ったので直しました)。

30章のうち10章も終わらなかったイタリアの文法書。(むろん連れて行く)

4分の1も進んでないその他イタリア語本にアプリ学習。

英語だって1度TOEICを2年前にノー勉で受けたことがあるくらいの力の入れ様。

それでも約1年間、しかもまったく専門外のことを学びに飛び立ってしまうんですよ。

 

周りから見れば「大丈夫?」なボク。

 

所詮、周りから見れば、でしかないさ。

あとは自分と戦ってくるだけ。

たくさんの人に応援してもらえるこの環境に感謝して、ここを離れます。

ここで得た経験をもって、異国の地で自分を再構築してきます。

厳しい言葉、優しい言葉、心無い言葉。

興味を示してくれた人たちのおかげで明確な意志をもって今、成田空港行きのバスに乗れていることを誇りに思います。

 

いま24歳。

帰国する頃には25歳。

そして僕にとって特別な26歳が待っている。

26年と約5ヶ月。

彼が自ら命を絶った年齢。

同じ時間の長さを生きて、僕の目に世界はどう映るだろうか。

「さあもう一度、愛や誠心で立ち向かっていかなければ。」

哀しみの中にこんなにも美しい言葉を紡ぎ出せるだろうか。

意味のある何かを残せるだろうか。

 

素直さと、

「そんなもん知るか」という芯と、

好奇心と、

ワクワクするほうへ駆けていきたい。

疲れたらたまには立ち止まって、足元の小さな生命や取り囲むもの、自分自身の鼓動に耳を澄ませたらいい。

人の暮らしの幸せは小さすぎて。

だからこそ悲しみもちっぽけなものなんだって。

涙を流してまた明日を踏み出せばいいさ。

 

 

 

スッキリした。

Va bene.

あとは、しくじることなく辿り着こう。

Fare del mio miglio tutti i giorni.