現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

今の気持ちは今しか書けないらしい

Buonasera,

 

やりたいことたくさんあって、どこから手をつければいいか分からず久々にここに文章を書き始めました。

1日仕事して、美味しいカレーピラフを食べて、おなかいっぱいになって座るデスクチェアは、ものすごい催眠効果を放っているし。

書かなければならない書類は、炭水化物摂取後の膵臓ががんばってインスリンを出しすぎて眠くなる、いつものパターンで段々と意識外側へ遠ざかっていく。待って、行かないで。

 

情けない食後のグダグダも、些細な気持ちも、今しか書けないらしい。

依って立つところがなく、自分の仕事に自信も持てないで、よくわかる/よくわからないの両極端の間で「彷徨っているアピール」をしながら、依りどころを求めて今日も出口の無いところへ真っ逆さまに落ちていこうとしている。

そういう言い訳がましい感情だって、今しか書けない。30代、40代と歳を重ねれば思い出せなくなっていくから、今だけの文章なんだって、好きなアーティストが言っていた。

 

うまく書こうとしないで、文章を綴るとこうなるということをここに記します。

Buona serata.