現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

留学の捉え方

Buonasera!

くわっちです。

出国できず燻ってたら、飲み屋に鍵を忘れて(初めて!)帰宅難民になった昨日でした。

友だちの研究室のソファに救われて、持つべきものはソファだなーって。(違


鍵は見つかったので今夜はお家に帰れます。

家に帰れないという体験を留学先でもやらないかが心配。

大事な物から無くなるから不思議よね。





今日は出国前にそもそも「留学」について私見をまとめてみます。


留学する/してる/してた人ってキラキラして見えませんか、大学生?

「すっげーな、留学したんだ」

「英語ペラペラ?すげー」

「すごいわ、留学おれもいきたなー」

留学することを決める前の自分にはそう映っていました。


4年の前期に「よしおれも行こう」と踏み切り、

トビタテの書類を書くために自分自身のこと、今やりたいこと、将来やりたいこと、留学内容を考えまくって、

自分のことを人に話して意見をもらったり、一方的にボコボコにされたり、そのおかげで気持ちが固まったり。笑

10期は落ちて、また11期に挑戦して採用されて。

いつの間にか

「自分は留学に行く」

という状態が当たり前の感覚に変わっていました。


英語ができるようになりたいな、と思って志した留学は

やりたいことを突き詰めて

「将来やりたいことを達成するための留学」

を目指した結果、気づけば

英語圏以外への留学になっていました。


なんてこった。笑


でも自分のプランには満足しているし、ワクワクしている。

本当に今やりたいことだと自信を持って言えるから。

「今の僕にしかできない」と言えるから。

描く将来のためになると言えるから。

そして気づけば留学が、別にすごいことでもなんでもなくなってました。


留学の捉え方が変わって分かったことがあります。

留学なんかしてなくてもすごいやつはすごい。

というか留学してたからって、なんかすごいわけでは全くない。


常に新しいことに目を光らせてチャンスを伺い、目の前にきた時に捕まえる。


これが大事で、場所は関係ないんですね。

もちろん、留学行くって決めたおかげで得たチャンスがいっぱいあるので、僕自身は行くことに決めてよかったと思ってます^ ^


まとめてみよう。

・留学は大きな目標にたどりつくための手段であって、所詮手段でしかない。

・どこに居たって、常にチャンスを伺う姿勢が大事。

・でも留学っていう経験は準備の時点からモノの見え方を変えてくれてるから、僕にとってすでに意味はあった。


こんなところでしょうか。

少しでも読んだあなたのためになれば幸いです。


ではすすきのに鍵取りに行ってきます!

Arrivederci!