現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

イタリア以外に初出国の旅!

Buonasera.

8週間の料理学校を修了しました、くわっちです!

最後の試験で見事リゾットを失敗しました!

味はバッチリらしいけど、水分量を間違えて「リゾット?」て感じ。

悔しいなあ。

この失敗からたくさん考えることがある。

一発勝負のプレゼンテーションに晒される料理人という仕事。

美味しくなくて残された食べ物によるロス。

美味しい量、美味しい見た目といった「美味しい」の要素…。

来週からはいよいよ7ヶ月間のレストランインターンが始まります。

精一杯あがこう。

食材を美味しくしてあげられないことに泣く気がする。。。

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さてさて17日から21日でパリ、ロンドン、ケンブリッジへの旅に出ておりました。

インターン開始を1週間遅らせて時間を作り、

会いたい人に会い、

観たいものを観て、

やりたいことを済ませてから、

これからのインターンシップに注力しようという作戦です。

(*滞在許可証の申請中は不用意に海外に出るなと言われてましたが、無事に出て帰ってこれたという一例です。

人によっては出入国で引き止められることもあるらしく。参考までに。)

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今回は初のイタリア脱出!

ヨーロッパ初心者の僕が驚いたEU圏内の移動の簡単さについて、今回は書きます!

 

まずフィレンツェ・パリの往復飛行機が17000円。

出国審査なし、出発時間50分前に飛行場到着で問題なし。

これはもはや国内旅行( ゚д゚)

会社はvuelingというLCC

荷物の大きさ(55cm×45cm×25cm)と10kg以内という制限くらい。

 

次にパリ→ロンドンの夜行バスは2500円。

会社名はEurolines。

出国審査も入国審査もあってちょっとビビったけど海越えるのにフェリーにも乗れた。

ラッキー。

バスごとフェリー乗っちゃうのは日本では考えられないね。

手前で降りて到着地で乗り換えるし。

フェリー代とバス代は別々だし。

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ロンドン→パリの戻りの飛行機は5400円。

ここもたいした出国審査なし。

こちらはeasyjetというLCC

荷物一つまで(一つにまとめればいい)、

大きさ55cm×40cm×25cmまで重量制限なし(!)。

席も通路も広い広い。

 

 

日本から往復してたらそれだけで10万くらい逝ってしまうことを思うと、安すぎる。

Europe旅行はまとめて何カ国か行くのが良いですね。

 

国の移動が簡単ということは、

それだけ別の国から人やモノが来るということ。

違う文化や言語や市場に曝露されやすい。

歴史的に見ても多様な文化が混ざり合い構成されるヨーロッパ圏。

この観点からも日本は特殊だと感じます。

他の国と陸続きではない。

比べてしまえば異文化の交流は盛んでない。

どうこうできることでないにしても、

「日本は違う」ということを自覚することで初めて次の手を打っていける。

EU圏の境のゆるさから気づきを得ました。

 

今回はパリ・ロンドンでトビタテ生と会い、

ケンブリッジではご縁をいただいた先生とお会いする旅でした。

もちろんたくさん食べたし、

美術館・博物館を4つも回ったり本場イギリスでBig Issue購入したり。

これについてはまた次回に!

Ciao, a presto!

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