現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

住んで話してイタリアこんなとこ

Buongiorno!

イタリアは11月1日が「Festa degli ognissanti(諸聖人の日)」という祝日で、3連休です。

Napoliに来ているくわっちです。

「Vedi Napoli, e poi muori.(ナポリを見てから死ね)」という言葉、聞いたことあるでしょうか。

素晴らしいナポリ海岸一帯の景色を見ないで人生を終わらせると人生損するぞっていう言葉だそうです。

1つ終活を済ませました。

(Napoliで食べたpizzaまじでデカくて美味しい)

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現在イタリアに1ヶ月と1週間住んでいます。

いま気づいているこの国の特徴をメモしておきます。


①イタリア語は楽しい

おそらく英語に対する恨みも入っています。笑

英語は話せて楽しいことはあるけど、話していて楽しい言葉ではない。

一方、イタリア語は話していると気分が乗ってきます。

美しい音に心躍ります。

たくさんのジェスチャーを交えて話すこともあり「歌うように話す」と言われますが、まったくもってその通りです。

(彼らは電話中もずっと手が動きっぱなし。笑)

こんなに気分のいい言葉は他にもあるんだろうか。

もっともっと聞いて話せるようになりたいなあ。

 


②イタリア人サッパリしてる

きっと言語によるものでしょう。

包み隠さない話し方をするので尚気分が良いのです。

イタリア人は「思っていることを全部言う」と長く住んでいる方に聞きました。

心にしこりを残して会話を終えないと。

喜びも怒りも憤りも全部バーっと出して、

出し終わったらケロっとしてる。

え、さっき怒ってたやん?みたいな。

日本人の多くの人にはない。(もちろんいます。話が合うタイプ。いつもありがとうございます。)

英語はハッキリ主張するとか言うけど、それともちょっと違う。僕が知ってる他の国の人もイタリア人ほどサッパリしてない。

ああ、もっと話せるようになりたい。

 


③caffè飲みまくり

イタリア人の生活の中にはBAR(バール)があります。

日本でいう「バー」とは違います。

エスプレッソマシンが置いてあり、水やジュース、ビールなどちょっとした飲み物やパン、ジェラートが売っています。

立ち席でサクッと飲食を済ませるのがここのやり方。座って運んできてもらうと品物の値段が上がります。

イタリア人は朝、休憩時間、昼、夜と立ち寄りcaffè (エスプレッソのこと)を頼み、バリスタとちょっと話して2分くらいで出て行く。

長居しないのがイタリアのやり方なのです。

カッコイイです。

かくいう僕はイタリア2日目からほぼ毎日同じBARに通っています。

6人いる店員全員と自己紹介ができたし、”Ciao, Masa!”って笑顔で迎えてもらえる大事な自分の居場所になっています。

店員さんはもちろん、他のお客さんと話すこともあるのでイタリア語修行にもなります。

イタリアに住まれる方には「感じのいい店員のいる店に通い続ける」ことを強くお勧めします。

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長くなるので今回はここまで!

次は何について書こうかな。

知りたいことあったらコメントください。

Ciao, a presto!