現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

①英語から逃げてきた僕がいま想う言語の話

Buonasera.

イタリアはサマータイム導入してることを今日知りました、くわっちです!

日本との時差は7時間だったけど、

11/1からは8時間差になるのよ〜。

より日本と連絡が取りづらくなる〜。

(今日のバリスタ実習で淹れたカプチーノ

ミルクを注ぐスピードが途中で変わるとこのようにブサイクになります。)

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さて留学ブログだってのに、

誰もが真っ先に心配する話題に触れてきてませんでした。

言語、外国語の話。

 

「留学してみたいな」

って一瞬でも思ったことがあるあなた。

その次の瞬間に思ったこと、これじゃないですか?

 

 

「でも、言語ができないからなぁ」

 

 

ものすごく分かる。

僕もずっとそうだった。

つい去年まではそうだった。

短期はおろか、長期で行こうもんなら

言語が伝わらずストレスで禿げてしまうんでないだろうか、とか思ってたマンです。

 

 

でも今、イタリアにいます。笑

ここまでにたくさんの心構えの変化がありました。

海外への憧れ、

でも思うように話せないもどかしさ、

そこからくる劣等感、

国際系イベントに参加した時の挫折、

初めて「あ、今日めっちゃ話せた」ってなった時の感動…etc.

言語論もおそらくシリーズ化できる程度には頭の中で壮大なことになってるので、

今日は1つオススメの映画を紹介。

 

 

映画「メッセージ」(2016)です。

謎の飛行物体とともに地球にやってきてた宇宙人とコミュニケーションをとるために言語学者が奮闘するお話です。あらすじ雑でごめんなさい。まあ観てください。

 

この映画で語られるのは言語学習の奥深さです(と僕は解釈しています)。

この映画のおかげで

「日本語以外の他言語を習得した時、

世界の見え方が変わるんじゃないだろうか。」

という問いが自分の中に立ちました。

 

これ以降、

「海外の人とコミュニケーションをとるため」

としか考えていなかった言語学習が、

「まだ見えない世界を見るため」

というゲーム感覚に変わりました。

Podcast聴き続けたり、

わざわざ英語使う環境に足を運べるようになったモチベーションはこの映画のおかげで得たことは間違いない。

とりあえずメッセージ観てください。

 

 

言語論シリーズは書きたさが募っているから、今日はこれくらいにしておかないと超長文になってしまう。笑

日本人英語できない問題とか、

日本人内で巻き起こるくだらない言語マウンティング&劣等感で自爆の話とか、

島国日本の特殊性とか、

経験と推測で自由に書くぞー。

 

 

今日はいつも行ってるBARで

普段の5割増くらいでイタリア語で会話できた感じがして、

イタリア語の成功体験を積めたのでした。

ではでは。

Buonanotte. A presto!

(イタリアではよく見かけるサーバーから注がれるCoca Colaとサービスしてくれた赤ワイン。軽食もサービスしてくれた。)

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