現代の食医 食べて飲んで生きる毎日

長野県で料理人/医者をしています。フィレンツェで料理人してました。

ここで「自分」をひっくり返したい

Buongiorno!

昨日は初めて24時近くまで外で飲んでました。

フィレンツェは「治安が良い」とは言い切れないけど、死ぬこともないし夜は楽しい場所です。

 

学校も3週間目となりました。

2ヶ月の料理学校もあと5週間ちょっとしかないんだ。

インターン先リストも手に入れて、みんな3ヶ月目からの自分の居場所を探し始めています。

学校生活にも若干慣れてきたところ。

 

 

 

だからこそ今。

ここまでの慣れによって構築されつつある「自分」を破壊する必要がある。

常に自分自身の中に破壊と再構築を繰り返す。

思考の中で起きていることに過ぎないんですが、日本でもずっとやってきた大切な習慣の一つです。

 

ここで厄介なのが前回も述べた、

「留学という状況を言い訳にしている自分」。

自分は留学しているから、と周りにある環境になじむことばかりに気を取られて、自らの中に破壊と再構築を起こすことを怠っていました。

余裕がないまま必死に吸収した頃に体の一部になったものは純度の低さも問題。

一度捨てて、純度を高めて叩き直すことも必要。

 

 

 

留学という特殊環境のおかげで麻痺していた思考と感覚を、同居している方に呼び起こしていただいたのが日曜日でした。

久々に人と話をしていて鳥肌が立つ感覚を得ることができ、目が覚めました。

 

「足並みを揃えている場合じゃない」

 

つい人は自分に甘くしがちで、

例に違わずぼくもそうなっていました。

目の前のことを周りと同じようにこなして次の日へ…。

 

違う。

そんなことをしにここへ来たんじゃない。

自由に生きるためにイタリアにいる。

縛られずに、生きたい道を実現させるためにここにいる。

もっともっと自由になっていいんだよ。

 

ワクワクするほうへ。

ワクワクさせてくれる人たちと一緒に。

「心に従え」。

了解!

 

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