描きたくなったら描けばいい
Buonasera.
同じことを何度も書いているような気がして、頭の中の整理整頓の必要性を感じる。
今は質と量を気にせず出し続けてみる期間だ。
サウナの外気浴中にふと思い出した昔のことを記してみる。
言葉ではない形で表現すること。
憧れはいつからだろう。
小学校の頃、市内の絵のコンクールで入賞したことがあった。
そんなに好きではない図画工作の時間。
他人と比べてうまくできないから、好きじゃなかった。
でもその時は夢中になって画面いっぱいに登場人物を描き込んでいた。
水中都市的なものを描いたような覚えがある。
テーマは「未来の家」じゃなかったか?
なぜ水中都市を描いたんだ。
提出したものがコンクールに出されるなんて思ってもなかったので、誰かに評価されるために描いたわけではない。
記憶の色としては輝かしい思い出って感じではないけれど、覚えてはいる。
このことを思い出した後で、パソコンで作った絵が全国2位になったことも思い出した。
この時は2位の商品である任天堂のゲームボーイアドバンスSP(四角く畳めるタイプ)欲しさに夢中になった。
1位になってしまうとすでに家に一台あるゲームキューブが当たってしまう。
3位になると商品としては芳しくない(何だったか覚えてない)。
だから2位になりたかった。
描いたのはおにぎりのキャラクターが弁当の包みから飛び出てくる絵だった。
ここで食べものなのがなかなか自分らしくて、可愛らしい。
おにぎりくん、この世界に復活する日は近いかもしれない。
微調整をたくさん加えてデータを送信した。
かなり期間が空いて忘れた頃に結果発表された。
結果は狙いどおりの2位、銀賞。
ゲームボーイアドバンスSPだ!!!
今後、兄貴と一台の通常型アドバンスを取り合いせずに済むことに歓喜。
いつでも自分の好きな時にゲームできることに大歓喜。
アドバンスが2台あることによって兄貴と通信できることも嬉しかった。
思い出話に脱線してしまったが、絵とか音楽とか、アイデアが言葉以外の形で伝わっていく楽しさを実は知っていたらしい。
描きたいと思ったら描けばいいと岡本太郎は言っていた。
他者のことなんて気にする必要はどこにもない。
僕は僕の形で理解不能な僕自身を表現し続ければいいんだな。
体調で内容とともに文体が変わることを知った本日。
Buona serata.