Buongiorno.
先日、小学生に「マンマ(お母さん)の料理」を尋ねる機会があった。
餃子、ハンバーグ、みそ汁、キャベツのスープ、野菜いためなどなど。
僕が挙げたのはカレー、ハンバーグ、冷ややっこにトマトや海苔など適当に乗せられたもの。
大人からは肉じゃが、イタリアの友だちからはナスとチーズの重ね焼き(パルミジャーナ)が上がった。
お袋の味が純和風料理にならないのは先進国化の為せる技というか、弊害というか。
実に多様な国からの食事が各家庭で饗されているようだ。
きんぴらごぼう、卯の花、ぶり大根とかが挙がってきてほしいなと思ってしまうのは懐古主義的だろうか。
お袋からお袋へ伝わっていく、血の通った手助けなんてできないかなと考える。
そのコミュニケーションが子どものためになる。
子どものことは母親が1番よくわかるんだ。
うらやましいな。