Buongiorno!
2020年末に行ったクラウドファンディングから得たリアルな知見を、これからクラウドファンディングに臨まれるあなたに向けてまとめてみます。
以下に当てはまる方にオススメの記事です。
- これから初めてのクラウドファンディングに取り組む予定
- 学生起業に関心がある
- 今すぐ形にせずにはいられないサービス、アイデアが手元にある
今日はクラファン開始前に避けて通れない「クラファンサイトの選び方」について。
僕のクラウドファンディングの目的はサービス販売と事業運営の資金集めでした。
2020年11月20日から約4週間、コロナ禍で年末に会うことができない方々を支援したいという想いから日本酒ギフトシェアサービス「緒 -itoguchi-」を開発、販売するためのクラウドファンディングでした。
利用したのはCampfire。
ここで僕自身がクラファンを選んだ理由は主に2つ。
- 全国のターゲットの目に触れる機会を増やすこと(リーチ)
- 今後クラウドファンディングのページが残っていくこと(名刺代わり)
ご協力いただいていた札幌の酒屋さんにおける店頭販売や、酒屋さんのネットショップを使わせていただく方法もありました。
しかし僕は全国にサービスを届けたかった。
札幌・北海道だけがターゲットにならない方法をとりたかった。
利用するクラファン(僕の場合はCampfire)のサイトでページが掲載されることや、サイトの認知度からくる信頼性によるシェアのしやすさが生む「ターゲットへのリーチ」が1つめにあります。
加えて「実績として残り、名刺代わりになる」ことを期待して、クラウドファンディングを選択しています。
その中でCampfireだった理由は「名刺代わりになる」の部分が半分。
もう半分は、クラファンの内容が「サービス販売&事業運営の資金調達」という2層だったこと。
純粋にサービス販売のみに取り組むならばサービス販売に特化したMakuakeを使うこともできたし、純粋に事業運営の資金集めをしたいなら社会的活動への資金集めに適したReady forやGood morningなども選択できたでしょう。
当時、最も勢いのあるクラウドファンディングサービスであり名刺効果が大きいと判断したことと、販売と事業運営の資金調達という2本を欲張り中性的な印象があるサイトを選択したかったことから、Campfireを利用するに至っています。
そして記事の最後に、これから挑もうとする人が避けて通れない手数料の問題について。
クラファンサイトによって手数料は全然異なります。
いろんなサイトを比較し、「どこが一番安いか」を考えがち。
ポイントは手数料=広告料と捉えることでしょう。
ここでの広告料は、単に「クラファンをたくさんの人に知ってもらう」の意味ではないことに注意。
クラファン終了後にもページは残っていきます。
「どんなマインドを持っている人なのか」を伝える場所として、ずっと見られることは意識してみましょう。
今後のために、あなたの事業やサービスはどう見られていきたいでしょうか。
そのためには、どのサイトで実施することがベストでしょうか。
ページが僕に代わって僕の想いを語ることも、クラファンを選んだ理由です。
ちなみに今後のことって、始めたときにはぼんやりとしているものです。
その時点で描けている粗いものでかまわないので、サイト選びに反映していくとGood。
目の前の手数料の安さに振り回されないように!
まだまだネタは尽きないのですが今日はここまで。
知りたいことがあればぜひコメントなどいただければ幸いです。
挑む人のための力になれますように。
Buona giornata.